日本酒の評価

日本酒の評価が海外で年々高まっています。欧米でのヘルシーな日本食ブームに後押しされ、ワインと同じようにバーや和食料理店でSAKEが好まれています。ひと昔前までのニューヨークでは、SAKEをオーダーすることがある種のステイタスであるくらい高級酒であったのですが、最近ではニューヨーカーにとって日本酒は、おいしいスシには美味しいSAKEが絶対に必要だと考えているように思います。日本の食文化がグローバルになりつつあることは、日本人の一人としてとても嬉しいことです。またこのような欧米での日本酒の評価が、日本の地域活性化につながることも期待できます。つまり、日本でも地域に密着したマイナーな地酒メーカーが英語バージョンのホームページを開設し、グローバルな通販をスタートすることで、あらたな販路拡大につながるなど可能性がひろがることになります。後継者問題などに頭を悩ます地酒メーカーにとって海外での日本酒の評価が今後重要になってくるはずです。

日本酒の評価は銘柄

日本酒の評価は銘柄次第のような気がします。というのはいわゆる人気の銘柄は通販や販売店などの各方面で引っ張りだこですし、人気の銘柄はそれなりのプレミアも付き、入手困難なものイコール日本酒の評価となるようです。つまり銘柄やそのラベルにかなり左右されているわけです。もちろんそのような銘柄は、絶対美味しいはずでしょう。たくさんのユーザーがその実力を認めて、ランキングに投票し、またそのランキングがその銘柄の評価をさらに高くします。そうなるとお店やバーで飲む価格にも影響がでてきます。評価は銘柄で決まってしまうと、入手困難な日本酒の取引価格は跳ね上がります。価格が上がると人気ランキング同様にまた高くなります。結局、日本酒そのものの美味しさ以外の、銘柄、ラベル、人気、価格など色々な要素が絡み合い、日本酒の評価が決定されているようです。日本には銘柄やラベルの力がなくても大いに評価される美味しい日本酒がまだまだあります。

日本酒の評価は甘口

日本酒の評価は甘口とっていいのかもしれません。すべてのフランス人がボルドーワインに詳しくないように、私たちも自国の日本酒にどれだけ詳しいのでしょうか。甘口というのは、おそらく一般的な日本酒の評価基準が世の中にまったくといっていいほど浸透していないからだと思われます。ワインでもビールでもまた日本酒でもグレードのような、または採点基準のようなものがありません。大抵ラベルに書かれているのは、アルコール度、原材料、製造地くらいです。ただ唯一他と違うのは、たとえば何か大きな賞を受賞すれば、そのお酒のラベルには受賞したことが必ず印刷されますね。つまり何らかしらの賞を受賞していない日本酒はその他大勢にくくられてしまう可能性があり、その他大勢の日本酒の評価は甘口となるのです。あまり美味しくなくてもその他大勢であるし、すごく美味しいものでも賞を受賞していなければ、その美味しさを自らアピールすることはなかなかできません。日本酒の評価が主観に左右されますが、何かしらの評価基準があれば、消費者ももっと買いやすくなるのかもしれません。

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最終更新日 2009/01/06/ 21:52:00